新学期の通せんぼの段(忍たま乱太郎26期1話)
「新学期の通せんぼの段」
忍たま乱太郎26期1話
むかーしは、「敵といえばドクタケ」だったよね…
乱きりしんの通る道をいかつい顔で通せんぼする稗田八方斎(ただし左右はガラガラ)。悪役である自分が、最近マイルドになっていることを気にしているらしい。
他の長期連載作品でもありますよね、初期の強敵がだんだん引き立て役に落ち着くこと。
悪役たらしめる手段が「通せんぼ」というのはどこか可愛らしさが残るが、他方川沿いの通り道を多数のドクタケ忍者で塞ぐ図は、多少のコミカルさを残しつつも、八方斎の権限と力量を見せつけられたような気がする。
しんべヱの鼻水で巻き取られて忍術学園についてもなお、視聴者アピールを欠かさない八方斎。
結局、必要悪としての存在感を推したかっただけ?だとしたら、案外寂しがり屋なのかもしれない。
OPとEDに変化があったのでそれも記しておきます。
OP冒頭の焙烙火矢から「25」の数字が消えました。もうアニバーサリーイヤーではないのだと実感。
EDはフルリニューアル。カラフルなシルエットがまるで版画のよう。そしてラスト付近で現れる山田先生と土井先生の人差し指でする指揮が可愛らしい。そういえば、1~2期の土井先生ももっと尖っていたので、それから比べるとマイルドになったんだよなあ。